1989(平成元)年、JR四国ではTSEと呼ばれる試作車両を製造しました。TSEとは「TransShikoku
Exprimental(四国横断実験)」の事で、高松・岡山〜高知・松山を2時間程度で連絡する車両を開発するため、
曲線通過速度向上を主眼とし、世界初の制御付振り子を搭載したディーゼルカーです。この試作車をベー
スとして翌年から量産されたのが2000系気動車です。TSE同様の軽量ステンレス製車体が採用され、前面に
はFRPによって丸みがつけられました。流線型の非貫通型と切妻の貫通型2種類の先頭車が用意され、旅客
需要に応じてきめ細かな増解結が可能です。連結器は電気連結器付密着連結器に変更され、貫通先頭車
の扉が開き戸に改められるなど、実用性が重視されています。車体外板にはJR四国のコーポレートカラーで
ある水色の帯が巻かれ、前面ライト周辺には遠方からの視認性向上のため、警戒色のイエローが塗られてア
クセントになりました。また、TSEでは省略されていた列車愛称表示器が装備されました。「宇和海」は松山〜
宇和島を結ぶ特急列車で、松山駅で岡山・高松からの特急「しおかぜ」「いしづち」と連絡し、県内各地を結
ぶ役割を果たしています。半数以上の「宇和海」は下り向きにも貫通型先頭車が連結された身軽な3両編成
で運転されています。
【製品仕様】
・ヘッドライト、テールライト点灯。LED使用
・フライホイール付動力ユニット搭載
?オールモノクラスの3両編成
?客室扉窓が大窓の時代を再現
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